「モントレー」とググり癖


最近よく「モントレー」という言葉を目にします。特別に参加させてもらってる後輩のゼミで読んでるスティグリッツフェアトレード』や、サックス・イースタリー論争を追っていてたどり着いたここでも冒頭から出てきます、「モントレー」。


これ、国連の開発資金会議をやったという説明から考えるとメキシコの地名のつもりなんでしょうけど、それならモンテレイが正解です。いや、訳語の間違いを逐一指摘していたら際限ないし、内容には関係ない枝葉部分なので、どうでもいいと言えばそうなんですけど、やっぱりちょっと気になります。


で、ググってみたら…何と「モントレー」の方が多い。。。何でかなぁと思って見てみると、アメリカのカリフォルニアにそういう名前の郡があるからみたいですね。一つ勉強になりました。ただ、メキシコの地名としては上の二つの例とも間違ってるのも確かです。


自分も今NAFTA関連の洋書を院の授業で読んでて、レジュメ作る時に頻度の低い専門用語の訳出に苦労してるんですけど、やっぱりそういう時に一番役に立つのはグーグル様なんですよね*1。特に商業ベースのもの(本)ならば、ググる程度に軽く調べるくらいすべきだと思うんですけど、どうなんでしょうか。繰り返しになりますが枝葉の部分なので、それほど重要ではないんですけども。

*1:学部時代、スペイン語の先生が「検索エンジンは用例集の役割も果たしてくれるから、そういう風に使いこなすと良い」と仰っていたんですが、最近その意味が良く分かる様になりました。