旅日記・2007年メキシコ旅行編(番外編)


本編はここまでですが、最後に番外編をいくつか。


<冷蔵庫>


サンフランシスコの、とてつもなくカンジの悪い入管に耐え、食料持込とセキュリティの「ランダムセレクション」に連続で引っかかり(統計学的にこの確率は有意なのでしょうか笑)、ANAの快適な空の旅を楽しみ、何とか我が家に到着したのですが、そこで問題が発生しました。メキシコ滞在中に東京を襲ったらしい台風のせいでブレーカーが落ちていて*1、電気系統が全てストップしていました。あーと思ったのも束の間、冷蔵庫方面から凄い匂いが…。


勿論、生ものや野菜などは全て処分していましたが、冷凍していたストック用のご飯や豚バラ、ひき肉、作り置きの餃子などが全て発酵していました…。それらを処分して庫内を掃除しても匂いが取れず、また何となく気持ち悪かったので、五年余り連れ添った冷蔵庫の買い替えを決意しました…。


<留学とかメキシコとか>


自分もお世話になったメキシコへの留学制度ですが、今年の応募から要件が変わり、学部生は応募できなくなったそうです。確かに院生or院進学希望者を除くと、授業すら出ない様な人がこれまでにも大勢いましたが、それでも学部のうちの貴重な留学のチャンスが消えるというのは、やはり残念なことです。


ただOBとして、残念がってるだけでなく、自責の念も抱くべきだとも思います。留学生同士あまり干渉するのもどうかと思いますが、とても「留学」しに来ているとはいえない人達をのさばらせてきたのは自分を含む多くのOBなのですから。


あまりこういうところで書くべきではないかもしれませんが、何でも去年は帰国命令まで出された人がいるとかいないとか…。自分たちの代でも、メキシコの奨学金をもらって他国の語学学校に行こうとしていた人達がいましたが、そういうことが何を意味しているのか、しっかりと考えるべきですよね。一応お国のお金をもらってるわけですから。ちなみに学部生でダラける人がいるということを書きましたが、社会人枠で来てる人も大差ないので、学部生にだけ規制をかけるのはちょっとおかしいのでは、とも思っています。


またこれと関連して、どうも「メキシコだから許される」と思って傍若無人に振舞う人もいるという話も聞きました。例えば家を探しているときに、数週間お試しで住んでみて、やっぱり合わなかったからと言って違うところに移る、しかも数週間分の家賃は払わない、というケースを耳にしました。こんなことは日本ではまず許されないと思うのですが、それをメキシコでやってしまう。ご本人がどう思ってこんなことをしたのかは知り得ませんが、もしも「メキシコだから大丈夫」と思ってやったのだとしたら、ふざけるな、と言いたいです。


以上、本編のどこかに入れようと思ってはいたけれど出来なかった小話でした笑。

*1:後に屋上に取り付けてあるエアコンの室外機の部品の一部から漏電していたことが判明。