旅日記・2007年メキシコ旅行編6:mis pinches amigos


翌日の土曜日は大学が開いていないため、水を得たナントカの様に笑、朝から遊びに出かけました。まず前日にゲットしたメトロブスのカードを使いソナロサ(メキシコシティの中心部)に行き、本屋やCDショップなどを冷やかしつつ、後輩と共にある恩人宅へと伺いました。その人がいなければ自分のメキシコ留学という夢は叶わなかったかもしれない、というぐらいの恩人です。若干緊張しつつ、現在の大学院生活や自分が所属する大学の惨状・裏話などを話し、楽しい時間を過ごさせてもらいました。


その後はメキシコ人の友人数人と合流し、レストランへ。やはりメキシコで真昼間から飲むビールは最高です笑。その後、映画に行ったりして今回の滞在中一番楽しい時間を過ごせたのですが、ここはあまり詳しく書けない事情があるために割愛。


日付が変わる頃にホテルへ戻ったにもかかわらず、翌日曜日は後輩達と早朝からプエブラに行く約束があったため、まだ夜も明け切らないうちからホテルを出てバスターミナルへ。週末はメトロの始発が遅いということをすっかり忘れていてちょっとまごついたりもしたのですが、無事到着し、一路プエブラへ。この日はEstrella Rojaというバス会社を初めて利用したのですが、一等でもそこそこの待合室があったりと、結構良い会社でした。


プエブラはコロニアルな雰囲気が漂うメキシコシティ近郊の街で、これといった特徴はそんなになかったりもするのですが笑、落ち着いた雰囲気が心地よい街でした。一番年下でありながら一番しっかりした後輩にルーティングを任せ笑*1、ぼんやりと街を歩き、改めてメキシコに居るということを実感していました。


その後、名物のチレス・エン・ノガタを食べに行ったんですが、まぁ頻繁には食べなくても良いかな、というカンジでした笑。勿論、好きな人は好きなんでしょうけど、やはり食べ物には好みがありますね。


昼食後は突然の豪雨に見舞われ、食事をしたばかりにもかかわらずカフェに立ち寄る羽目に。こういう不確実な所も旅の醍醐味の一つ?なのかもしれません。若い子達の色々な話を聞けてオジサンは結構面白かったです笑。


雨が止んでからは午前中に回れなかった名所を見て、シティへと戻ってきました。一人旅では滅多に車酔いをしなくなった自分ですが、誰か他の人と一緒だと何故か未だに酔ってしまいます。この日もメキシコ州とメキシコシティの間付近で雲行きが怪しくなったのですが、まぁ何とか持ち堪えられました。ちょっと休んでいくという情けない理由でターミナル内で後輩と別れ、酔い覚ましの水を買い、雨のさなかをホテルへ。やはり日帰り旅行は疲れました。


と、週末は色々な人に遊んでもらったおかげで、笑いが絶えない二日間でした。ホントに人との出会いは大事だなと、人見知り&出不精な日本での自らの生活態度を戒めつつ、今回のメキシコ滞在の折り返し地点を迎えました。

*1:自分は下手にメキシコの国内旅行に慣れてしまったせいか、旅行の計画というものを全く立てなくなってしまいました。大体の日程さえ決めれば後は何とかなるというこの考えは、良く言えば柔軟性があり、悪く(と言うか客観的に)言えばダメ人間の典型、なのかもしれません笑。