旅日記・2007年メキシコ旅行編2:un dia que viene otra vez


メキシコ行きの当日は、その前日にmi ex me mando un pinche msjというあまり喜ばしくない事態が生じたために若干動揺していましたが、それでも久々のメキシコに心が躍っていました。ただメキシコ留学中の後輩から頼まれた荷物が思いのほか重く、それをバックパック(昔メキシコ一周旅行を共にした相棒、久々の登場でした)に入れていたので首がヤバく笑、またそれ以外にもスーツケースを一つ抱えていたので、成田までの道のりは結構地獄でした。


成田にはちょっと早く着き過ぎたために、機内で読むはずだった小説を殆ど読み終えてしまったりしたのですが笑、大きな滞りもなく飛行機に乗れました。搭乗前にセキュリティのランダムチェックに引っかかったのですが、この「ランダム」セレクションとは帰国の時にもお世話になりました(その話は後ほど)。


機内では、ANAなので当然ですが、全て日本語でのアナウンスでした笑。今まで国際線は外国の航空会社しか使ったことがなかったので、ちょっと新鮮でした。こんなことを言うと語弊があるかもしれませんが、フライトアテンダント(って言うんですよね?)の接客とか機内食とかを考えると、日本のサービス業のレベルの高さを感じます。外国でも高い航空会社はまた違うんでしょうけれど、ユナイテッドやメヒカーナと比べるとやはり良いな、と思いました。あと初パーソナルTVだったのですが、これも良いですね。映画好きな私ですが、あんまり良い映画がなかったので結局行き帰りで「オーシャンズ13」しか見なかったのがちょっと残念ですけど、その分付属のゲームにハマってしまいました笑。中でも上海という懐かしのゲームを何度かやったら難易度が何故か高く、ムキになって挑戦していて気付いたらもうすぐロスというところまで辿り着いていました笑。


ロスのイミグレでは、英語が出てこないということ以外は何の問題もなく、またメヒカーナのカウンターまで行けばそこからはもう半分メキシコみたいなものなので笑、全く心配が要りませんでした。入国後の諸々を考えて100ドルをペソに替え、途中で出会った大学でスペイン語の教師をされている方と世間話をしながらのんびりと搭乗。もうこの辺りから頭は完全にスペイン語モードでした。


ロスからメキシコシティまでのメヒカーナ機内では、ANAで上海に熱中し過ぎたためかすぐに眠くなり笑、機内食が出てくるまでずっと寝ていました。起きてからはレイクやフアネスなど、留学中に買ったスペイン語の音楽を聴き、逸る気持ちを抑えるどころか逆に煽っていました笑。


ただこのロスーメキシコシティ間、三年前の留学時は体調最悪のまま乗らざるを得なかったんですよね。あの時はストレスなどによって本当に瀕死状態だったのですが、今回はリラックスできていたし、乗務員や他の客と会話を楽しむ余裕すらありました。三年前と今の違いを生んだのは、やはり一年間のメキシコ留学の経験でしょう。そんなことを考えていたら、着陸準備のアナウンスが流れました。いよいよメキシコ再上陸です。