宴の後で


昨日、同居人のYさんの誕生会、近々帰国されるHさんの送別会を兼ねたフィエスタを我が家で開催した。予定していた人数よりは少なくなったものの、一時は椅子・ソファに座り切れない程の人が集まってくれて、企画した者としてはとても嬉しかった。何より、主役の二人がそれぞれ楽しんでいたのが、企画者冥利に尽きる、というカンジだった。


フィエスタには最近知り合ったCという、メキシコ人でありながら日本語がかなり上手い友人も途中から来てくれた。「お前それ失礼だろうが!」や、一緒に「関白宣言」を歌いながら(何故か全部知ってた笑)出てきた「忘れて〜くれるな〜♪」という、私の中では既にお馴染みとなった彼の面白フレーズには毎度ながら笑わされた。まだ日本語を始めて二年という彼だが、かつて日本に住んでいたのではとさえ思わせる言語能力にはいつも感心してしまう。


フィエスタが終わり、掃除を終えたばかりだった部屋はまた元の様な状態に戻ったのだが笑、これはフィエスタ大国・メキシコでは普通のことである。せっせとゴミを捨て、何とか暮らせる程度にまでは既に回復した。


ここのところずっと書いてきた様に、この一月程は何だかヤル気が湧いてこない日々であったのだが、このフィエスタが終わりが、恐らくその低調期の出口となるのではないかという気がしている。そういう兆しがあるわけでもないが、何となくそういう気がしている。明日は明後日の早朝の便で帰国するHさんを空港まで見送りに、明後日はコンフェデレーションズカップ・日本対メキシコを観戦、と、予定こそ多々あれど、そろそろ復調期かな、という直感とでも言うべきものがある。病は気からではないが、その通りに事が運びそうな気がしてならない。