年末進行2004


師走どころかもう年末になってしまった。2005年はもう目前である。そして新年を迎える準備はと言うと、恐ろしい程進んでいない。


怠け者・面倒臭がり屋・いい加減、というのは私が生まれ持った特質であるが(と言うよりも、このどれか一つにさえ該当すれば残り二つにもやはり当てはまってしまうのが普通だろう笑)、三つ子の魂百までと言う様に、幾つになっても結局私は怠け者・面倒臭がり屋・いい加減なのである。年明けのプレゼンの準備も、ボンヤリとした構想をああだこうだと頭の中で練ってるうちに時間的な余裕が全くなくなってしまっていた。


と言う訳で、最近は朝から晩まで(世間様からすれば昼前から深夜まで)、とりあえずはそのプレゼンの準備に勤しむ毎日であった(上記Navidadと、大晦日に予定されてるらしい忘年会は例外、ってこういうところが自分らしい笑)。台本代わりに、ワードで今まで読んだものをまとめ、書いたものを切り貼りし、再度まとめる、という作業にまずは取り掛かり、その後パワポ(パワーポイント)を使ってプレゼン時に使う資料を作成する、大まかな流れはこの様な具合である。


ワードの作業は初めからスペイン語で行うと効率も良いが、今回は日本語で書き、それから訳すことにした。理由は幾つかある。スペイン語力の問題も然ることながら、細かな部分の構成が甘いので書きながら細部を詰めるため、またこれからの有用性(つまりはこの後何かに援用できるかもしれない、ということ)を考えたため、今後のこともあるので友人や指導教官に叩いてもらうため、である。今は日本語での大筋を書き終え、訳に入りつつ問題提起の部分を詰めている段階である。先は長い泣。


ただ、どうも私にはパソコンの前に座っていられる時間と言うのは限られてるらしく、一定時間をオーバーすると、部屋から出なければならないらしい。COLMEXが先週末で閉まってからは気分転換も兼ね、昼は近所の食堂に通っていたのだが、昼食代が三倍に膨れ上がるのは年末の、何かと入り用になるこの時期にはツラい。そこで昼間に何かしら手の込んだものを作ることにし、鼻歌交じりで野菜を炒め、食欲を満たしている。これが午前の部のストレス解消法であり、午後の部のそれはと言うと、相変わらずのカフェ通いである。プレゼンに関係あるものやらないものやら、そこはかなり気まぐれなのだが、何かしら本を持ち込み、一杯のカプチーノ(と、小腹が空いていれば何かプラスアルファ)で一時間から一時間半程居座る、という回転率重視の飲食店側からすればタチの悪い客になりきり、流石に気まずくなってきたところでお会計、という、嫌でも顔を覚えられる行動を取っている笑。家から十分程の某チェーン店の店員さんとはもう何人か知り合いになり、「メニュー要らずな客」で通っている(ようだ)。中には「いつものアレとアレ?」等と聞いてくる方もいる。選択の自由もへったくれもない笑。そこで「あぁ、それでお願い」という私も私である。その向かいの、こじんまりとしたカフェも最近のお気に入りである。勿論真っ先に常連になった近所のカフェも。


そんなこんなで辺りも暗くなり、家に帰ってまったりしてから夕食にし、また作業に取り掛かる、そんな今日この頃である。僅かずつではあるが、何とか進んでいるようだ。当初の予定からは大きく遅れ、その後に立て直したプランにも沿っていないが、どうにか本番までには間に合うのではないかと思う(と言うか、間に合ってくれ、頼む、というカンジ笑)。それまではこの年末進行(と言うには及ばないのだろうが、この程度では)がもうしばらく続きそうだ。本当の休暇は一月末のセメスター終わりまでおあずけである。その休暇にはメキシコ南部、グアテマラベリーズを回ろうかと計画している。そんな、目の前にぶら下がった「ニンジン」を睨みながら、カタカタとキーボードを叩く日々がもうしばらく続く。